大先輩との対談を終えて

先週の木曜日、40周年を記念して企画した、元日本JC会頭の
牛尾治朗様との対談が実現しました。
40年前に袋井JCが全国で400番目に認証を受けた時の
日本JC会頭が牛尾先輩であったことから今回の対談を企画し
会社に直接申し込んだところ、こころよく引き受けてくださいました。
当日は予定を1時間ほどオーバーして貴重なご意見を
お話ししてくださいました。

対談の正確な内容は先方の了解を得たうえで40周年記念誌に
掲載します。
ここに書き込むのは、私の個人的な感想です。

対談の中で、最近のJCはNPO化している、という話題がでました。
地域の活性化、青少年の育成、環境保護・・・。
いま袋井だけではなく、全国のJCが取り組んでいます。
ただ、そういうことを専門にして活動するNPOさんは既に存在します。

JCは「偉大なる素人集団」だと思います。
毎年担当者が入れ替わり、ゼロベースから事業を作り上げる。
素人だから簡単なことでも分からない。
でも素人だからこそ気がつくことがあるし、新しいことにチャレンジ
できることもあります。
前例にとらわれず、自由に発想、行動することが必要だと思います。

もうひとつの話題は、JCは若手の経営者の集団であること。
地域のことを良くするには、先ずもって経営者としての自分を高めること。

40年前は経済が右肩上がりで、JCメンバーも現代に比べて
もっと会社を大きくしてやろう、という野心に燃えていたひとが
多かっただろうと思います。
そういう時代背景のなかで、経営力開発にも力が入っていたのでしょう。

しかし現代だからこその経営力開発もあります。
ことし袋井が加藤理事長の思いで取り組んでいる、ひとづくり委員会も
金儲けよりも大切なものがあるのではないか、という視点のなかで
経営者として大切にすべき商道徳の研修を行っています。
これからも強化していくべき分野だと思います。

ということで牛尾先輩との対談は、今後のJC活動の方向性を考えるうえで
とても有意義なものになりました。

広報委員会 塩崎





















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